Googleが最大16TBの格安ファイルサーバに? その3。Googleの今後について
最後です。
Googleの話題に戻ります。
もうじきChromeOSが出ますね。
まずはネットブック搭載からだそうで。
で思ったんですが、Googleの将来像的には
「クライアント側ハードはネットブッククラスのスペックで十分」
なのかなと。
大容量サーバの提供であーやっぱりなと思ったのは、
ChromeOSと今回の大容量サーバは
「対になって初めて意味のあるモノ」
なのかなということ。
今はまだストレージとかGoogle Docs止まりですが、Googleの最終目標は
ユーザーの大事なモノすべてを「ネットの向こう」に押さえて、
Googleがないとやっていけないような依存状態にするのことでしょうから。
だからこそChromeOSのキモは「WEBに簡単に高速につながる」ことで、
OSの要件としてはもうそれだけでいい。
演算処理も向こうでやってしまって、PCはもう「表示する」だけ。
ざっくり計算で、
フルHD1920×1080のビットマップが6076kB、30FPSで182280kB。
音含めても200MBps実測で出れば自宅のPCが
「スーパーコンピュータ並みの性能」になるわけです。
(速度も実際にはもっと低くてもいいでしょうね。)
クライアントPC側の性能はネットブック程度で十分ですし。
Kオプティコムなんかは1GBpsのサービス(ほんとかな?)出してますから
速度的には問題ない。
モバイルWIMAXが実測5MBpsがせいぜいですが、
解像度を落として圧縮をかければいけるかなと。
そのうちGoogleがプロバイダとか始めるでしょうね。
格安で高速で。
もしそうなったらGoogleはネットの「唯一神」になってしまいそう。
そうなったら独立精神旺盛なGeekたちを敵に回しそうですが。
それはそれで見てみたい。
それにしてもいい時代になったもんです。
ではでは。