新劇場版エヴァを観てきました。その3/5
続きです。
エヴァの旧作を見てみて思ったんですが
あのころ問題なく見ていたエヴァが
今見てみるといろいろ納得いかないところばっかりだなと。
シンジが抱える葛藤や孤独に対して、
誰も正面から向き合ってなくて、
みんな的外れな主張を押し付けているなと。
たとえばTVシリーズ中盤。
エヴァに使途が寄生。
中に友人が乗ってることを知らずに戦うシンジ。
なんやかやあって、
危うく友人を殺しかける。
もういやだと逃げ出す。
「また逃げるのか、大人になれ。」
いや逃げ出すだろjk。
少なくとも戦闘を拒否する権利くらいあるだろ。
要は主人公が直面した問題に対して「僕ならこうする」という
「共感するファン」としての僕の感覚が、
旧TVエヴァが作られた当時とはだいぶ変わってしまったんですね。
これが僕だけの変化ならいいんですが、
もし僕だけじゃなく、
オタクみんながあのころから成長したり流行が移り変わったりして、
世の中に対するものの見方が変わったんだとしたら面白いな、と。
たぶん、僕だけじゃないはず。
続きます。