部屋の時計。

どもです。
今日の話題は、「自分の部屋にかけてある時計について」です。

部屋で使っている壁掛け時計がどうも最近止まりがちで。
正直困っていました。
もう寿命かな、と思ったのです。

しかし、
ちょっと昭和的レトロモダンなデザインが
気に入ってまして。捨てるのが惜しい。

で、家に余ってる適当な壁掛け時計を間に合わせで掛けたんです。
すると、

「チッチッチッチッチッチッチッチッチッチッ・・・・」

針の音がうるさくって気になって眠れない。
まてよ、と。

古い方の時計は、「クォーン・・・」と静かな駆動音で針がゆったり回る奴だったんですね。最近よくある「針音が静かなタイプ」だと思ってたんです。

でも、そんなわけないんです。
僕が小学校に上がる前から実家内で見かけていたんですから。
そんな昔から静音タイプのクロックがあったなんて、
ちょっと違和感を感じて。

で、時計をじっくり見てみると、面白い。

文字盤に「TRANSISTER」とある。
トランジスター??

裏には

セイコー振動子時計
RA711
50年1/18から1年間保証

と記載がある。

50年ってのはきっと昭和でしょうから、
1975年に買ったんですね。

振動子というのはたぶん水晶振動子だと思うので、
初期のクォーツクロックと思われます。
駆動音が静かなのは、初期の製品で仕組みが今と違うからなんでしょう。
なにやら時代を感じますね。

機械部分も古い製品だけあって大きめなんです。
そんなわけで、
試しにとシリコンオイルを歯車に吹き付けてやったら、
快調に動作するようになりました。

今も
「クォー・・・ン・・・」
と静かに回っています。


大先輩の名言を借りて、この回を締めくくるとしましょう。

「これはいいものだ。」