インド旅行記26日目。実はまだサダルにいたりする。

どもです。全くもって元気です。
快食快便、インドの悪環境をもってしても俺の脂肪の牙城は崩せなかったようで、インドでダイエットできるかもとか考えていたんですがあいかわらず肥えております。とほほ。パラゴンの日本人の女の子に「どうしてそんなにいつも元気でいられるんですか?」とかいわれるし・・・〇| ̄|_

えーとですね、前回の日記ですぐムンバイ行くみたいに言ってましたが、あの後ネットで調べたところ、ムンバイのホテル代や物価がコルカタの2倍くらいしてまして、だったらコルカタでできるだけ過ごしたほうが安上がりだということでまだコルカタのサダルのパラゴンです。でももうチェックアウトはしたし今日の切符も取ってるんで、今日の19:30の列車でムンバイ行きます。これは絶対。

この数日間決して引き篭もっていたわけではありません。
金がないならないなりの楽しみ方というのがちゃんとインドにはあるのであります。
まず、映画。おとといと昨日立て続けに観に行きまして、おとといはキャメロンディアス主演の「ザ・スィーテスト・シング」、昨日はアミール・カーン主演のボリウッド・ムービー「ラン・デ・バ・サンティ」。今日これ書いたら列車乗る前にさらに「アクサール」っていう映画を観に行こうと思うんですが、インドの映画は30ルピーくらいで安い。
旅行中に一度はインド映画を見たいなーと思ってはいたのですが、これがとにかく面白い。特に昨日観た「ラン・デ・バ・サンティ」は凄かった!!日本で「ムトゥ・踊るマハラジャ」というのが公開されましたが、「ラン・デ・バ・サンティ」は硬派というか、無意味に映画の途中で歌い出したり踊りだしたりはしません。ある意味まぁ普通の映画というか。でも凄いリズム感とスピード感、練りに練られたシナリオ、実にスタイリッシュにインドの青春群像を描いていました。素晴らしい!周りで「ラン・デ・バ・サンティ」見た人はみんな大絶賛。やーよかったなー。

そして、韓国人と日本人で10人くらいで近くの中華料理屋に食べに行って一緒に鍋つついたり、パラゴンの屋上で酒飲んで踊ったりジョーク言ったり。韓国語と日本語教えあったり。
インドで韓国人とこんなに交流できるとは思わなかった。
彼らと日韓問題について話し合いもして、実に実に興味深かった!ここ遠くインドの地では、日本と韓国は、やはりもっとも近しい隣人同士なんだと思えるのです。

マザー・テレサハウスでボランティアしてる人もパラゴンに泊まっていて、もう13年やってるって言う人と、貧困やカースト制度について話したりもしました。
だから朝は映画、夜は宿の人とそんな感じで充実した時間を過ごすと。

当初の予定どおり観光旅行してたら、こんな人と人とのコミュニケーションは体験できなかったんじゃないかとすら思えるんで、自分としてはこのコルカタ滞在は非常に有意義でした。
さー、次はムンバイだー!

写真1枚目はコルカタのショーウィンドゥに写ったぼく。
2枚目はパラゴンのみんなでとった写真。小さくぼくがいます。3枚目は韓国人のチュンさん。きれいですねー(うーん、もしかしたら整形美人?!)

ではでは。ナマステーィ!