インド旅行記23日目。コルカッタ困った困った。

どもです。死にそうになりながらもしぶとく元気です。
ガンジス川で沐浴して、4大泳法しっかりメドレーしてインド人の子供に「ユーアーグレイト!」とか言われていい気になってたのがいけなかった。こっちでは3月15日はホーリー祭という乱痴気騒ぎの日で、染料をぶっかけたり色水をぶっかけたり、まぁインド中が虹色に染まる日でして、前日から子供に全身に色水ぶっかけられて、全身真っ赤!しかも落ちない!
さらに14日の夜から15日の昼12時が、バキバキにバングラッシー(大麻入りヨーグルト)でキマッたインド人が大勢街に居るという。マジで怖すぎです。でも行くつもりでおりました。
でも、行けなかったんだよー!!!!!!!!
腹を壊しまして。おそらくガンジス川の水に当たったか何かだと思うんですが、下痢と吐き気と頭痛で、ホーリー祭中久美子ハウスでウンウン唸ってました。外出た人は服破かれて必死で帰ってきたそうです。
そのまま体力ギリギリでコルカタカルカッタ)へ。電車の中で盗まれないようにバックパック抱えて寝ながら、しかも胃腸が弱りきってて何も食い物受け付けない。3日間は水と日本から持っていったチュッパチャップスのみだったろうと思います。なにしろ精神と体力ギリギリだったんで良く覚えてません。

そして、そんな瀕死の俺に追い討ちをかける最悪の事態!



クレジットカ−ドが使えなくなりやがった。



真相はまだわかりません。おそらくキャッシングの限度額が問題でしょう。でも絶対そんなにおろしたはずないんだけどな・・・

えー現在、コルカタ2日目です。ホテルパラゴンという、昔はアジア最悪の街と言われたカルカッタの、さらに最悪の路地と言われたサダルストリートの、そのサダル中でもさらに悪名高いホテルパラゴンです。一番安いドミです。ふっふっふ。

どん底の心身、重いパックを背負い、金も無く、水買うのも躊躇して、食い物の匂いすら吐き気を催して、客引きたちと戦いながらタクシーも乗れずに徒歩で駅から数km離れた暗黒街サダルストリートへ向かう俺。
なかなか良い旅ですね・・・〇| ̄|_

・・・と言う割にですね、サダルって案外居心地良いですよ?。あれれ?
かって聞いていたサダルにたむろする物乞い客引きの代わりにネットカフェやレストランが多く出来て、近くがコルカタっ子のファッショナブルなショッピングモールになっちゃって、パラゴンも日当たり風通し良好でピカピカで入り口にきちんとガードマンとかいて、ドミも清潔。・・・?あれ?
ていうかサダルのレストラン普通に値段高い・・・

久美子ハウスもそうだったけど、伝説的な場所って、あるじゃないですか。インド来たらここ行かなきゃみたいな、半分観光名所的な。インド来てから予想を裏切られっぱなしです。
久美子さんもうすっかり肥えた民宿のおばちゃんだし(笑)。
いえ、久美子さんとシャンティー氏には本当にお世話になりました。僕が寝込んでるとき、久美子さんレモン水持って来てくれたし・・・アレは本当にありがたかった。

さて、気になる俺の財布の中身はというとですね。
残金2000ルピー。
まじでこんだけ。これ盗まれたら俺終わり。
うむ。当初、一日400ルピーで考えていたので、
あと1週間を一日300ルピー弱で過ごさねばなりません。
(電車代、空港までの足その他最低限はあらかじめ抜いてあります)。
というわけで皆さん、お土産は買えません。ごめんなさい。
つーか本当に生きて帰れるのか俺?!わはは。
極貧インド旅行の幕開けってわけです。こうして、金の算段が何とかついたので今ゆったりネットしてるわけです。
今日、体調も完全回復しました。飯もガッツリ食えました。よしよし。
これから更新は出来るかどうかわかりません。
ネット代金がもったいないので。明日ムンバイ行きの電車に揺られて2日間。25日までムンバイで引きこもり生活です。あーあ、ゴアのビーチでのんびりしたかったんだけどなー。残念。これから宿代100ルピー以下ですね。飯を一食30ルピー以下に・・・あ、けっこういけるじゃん。余裕余裕。
いざとなったらバラナシで買ったポータブルVCDプレイヤー売ろう。
インドの曲ってめっちゃダンサブルでパーカッシブな四つ打ちで、DJに使おうと思って海賊版のmp3CDを買い込んだんですよ。それを聞きたくて我慢できなくなって950ルピーで飼ったやつです。極貧なのにノリノリ!イエース!
写真1枚目は久美子ハウスの久美子さん。
2枚目は現在のサダル。ここをもう少し進むと騒がしくなってきますがいずれにせよおとなしいもんです。
3枚目はダウンしてる時の俺。とほほ。