ジョナサン・アイブは世界中の人々を洗脳できるか？

どもです。

まずは最近のおすすめとか。

◎最近ハマッているiphoneアプリ
・SevenSwords Prologue
http://itunes.apple.com/jp/app/sevenswords-prologue/id316809740?mt=8
iphoneで遊べる本格3Dネトゲー。無料。やばい。

・AirVideo Free
http://itunes.apple.com/jp/app/air-video-free/id313056918?mt=8
PC内の動画をiPhoneでリアルタイム再生。超高画質。お試し無料。正規版350円。

・TiltShift Generator - ミニチュア風写真
http://itunes.apple.com/jp/app/id327716311?mt=8
写真をトイカメラ風に加工。手軽にオサレ写真が撮れる。

もうね、携帯じゃないですコレ。
「ありえないナニカ」としか表現できない。

◎ひじょうに見たい映画
「objectified」
http://www.objectifiedfilm.com/

今回の話題とつながる、プロダクトデザインについての映画。
日本未公開。デザイン関係の人はご存じかもしれませんね。

今回はデザインの話題です。
また長いです。変なタイトルですいません。

今回は「プロダクトデザインの影響ってでかいよね、というか
こんなに影響でかいプロダクトデザイナーっていないんじゃない？」
という話題。

僕は以前、apple製品のデザインはディーター・ラムスの影響が強い、
という内容の日記を書きました。（というかジョナサン・アイブが
影響を受けていると書きました。彼はappleデザイン部門上級副社長です。）

ジョナサン・アイブは
プロダクトデザイン業界では非常に高い評価を受けていて、
彼の仕事はデザインの世界に大きな影響を及ぼしたといわれています。

でも僕はちょっと違った意味で
彼が世の中に及ぼした影響は非常に大きいと思うのです。

なんというか、Macのデザインって、
WEBデザイナーの潜在意識に影響を及ぼすんではないかと。
（もちろんその他のデザイナーもですが）

いまや、世の中のほとんどの人がインターネットを利用しているわけで、
そのWEBサイトはWEBデザイナーが作っているわけです。（CMSは別ですが）
でデザイナーって、控えめに言っても多分50％以上はMac派。

彼らデザイナーが日々使うMacに、何か強烈な設計思想が込められていたら、
アウトプットもちょっと影響を受けるんじゃないか、と思うわけです。

そうなると膨大なユーザーがそのサイトにアクセスするから、
ジョナサン・アイブの影響力ってでっかいんだなー、と思ったんですよ。
どうなんでしょうね。

で、ジョナサン・アイブなんですが。
彼の最近の方向性を乱暴に一言で言うと
「ミニマリズム」になるだろうと僕は思います。

要は、ユーザーと情報の間に余計なノイズを入れない。
必要なモノしか置かない。
最近のMacは特にシンプル指向ですよね。

でもPCや携帯は物体として存在するので、
そこにあるだけでなにがしかのノイズを発してしまう。

特にPCは家具の中でも調和しにくい、異質な存在です。
それがミニマリズムをガンガンに主張し始めたら、特に自宅で・・・

デザイナーがミニマリズムを気にし出すと、
たぶん部屋に何も置かなくなって
最終的には餓死しちゃうんじゃないかと。

まぁ購入が減る分、不況にちょうどいい流行かもしれませんね。

僕は以前iphoneについて
「人とITの接点をデザインし直すイノベーションである」
と書きました。

ＩＴのミニマリズム化も、究極的には
人と情報が直接ふれ合うところまで行くんでしょうかね。
（人体が直接アウトプットインプットするんですね）
そうなったらハードいらないですね。

ちなみに「ミニマリズム」なのに「ガンガンに主張する」
というのはおかしいですかね？
ありますよね？そういうこと。

僕自身はミニマリズム好きなんですが、
自分のあまりのイケメンっぷりと体脂肪率に挫折した人間なもので
自堕落で猥雑なところに落ち着いちゃったヘタレです。

仕事はともかく、私生活はほどほどに妥協しましょう。
ではでは。