youtubeはP2Pを駆逐できるか

どもです。

「ファイル共有利用が激減:YouTubeなどの台頭で(WIRED VISION)」
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20091014/1019470/?set=rss

このニュースを受けての雑記です。

youtubeがHDになったり、同様のHD画質の動画共有サービスが増えたことにより、
P2Pの帯域圧迫が以前の半分ほどになった、と言うことのようです。

でもP2Pはなくなんないだろうな。きっと。

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なぜか。
これってたぶんアニメとか映画が動画共有サービスのほうに移った、
ってことだけですよね。
いわゆるwarezや、「イリーガルけしからん系」
のファイルは依然P2Pではないかなと。

P2Pは中継ピアなどに大量のごみデータを作ってしまいますから、
それが動画サイトにアクセスするだけで落ちるの待たずにすぐに見られる、
というのであれば確かにトラフィック減るでしょう。

「日本のアニメを見れない海外ユーザーがP2Pを利用する」
とかよく聴く話ですし。

しかし半分まで減っちゃうっていうのはびっくりだ。
いいこと、ではあるんだけど。

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動画共有サービスに上がるって言うのはP2Pで流れるのよりも
さらに一段オーバーグラウンドになった気がします。

P2Pで流れるのはもちろんいけないことだけど、
ユーザーは違法だという自覚をしているだろうし、
P2Pソフトを使うのは若干のスキルも必要だったりして
その分「いけないこと」だという線引きはあったように思うのです。

でも動画共有サービスは誰でも簡単に利用可能ですから、
より罪の意識が薄まる感じがするんですよ。

トラフィックを重視するか、著作権を重視するか。

む〜ん。

しかし、warezなんて一昔前は
一部の相当コアな悪い人たちだけのものだったのに
今じゃ小学生でもP2Pソフト使いこなしてますからね。


まートラフィック軽くなるのは大歓迎ですが。