ソフトウェアのマニュアル本について。

ソフトウェアやプログラミングの本は当たり外れが大きいですよね。
テキストの出来は勉強する上でモチベーションを大きく左右します。

大学生の頃、Flashアニメ職人に憧れて大学の理学部のパソコン室に紛れ込んでFlash(MX)をいじっていました。その時買った本はとりあえず2冊。今にして思えば一冊は当たり、一冊は外れでした。
1つは「はじめての〜」系。機能を一つ一つ解説している本ですね。
2つめは「作って覚える〜」系。「〇〇を作ってみよう」を一つ一つやっていく系でした。

結果としては、両方とも大いに役立ちました。
「はじめての〜」の方は分かりづらく、自分が知りたいことを紐解くのも大変な出来でした。でもとにかく手元にある唯一の資料でしたし、ソフトの全体像をなんとなくと把握できるようになってからはそれなりに有用でした。

「作って覚える〜」のほうは始めの取っ掛かりとしては本当に良かったです。そのかわり一巡したらあまり触らなくなりました。作業していて「これってあの時の手順だよなー」というときに見る程度。

若いうちならやる気があればテキストなんか大した障害じゃない、とか言えるんですが。時間がもったいないし、アマゾンの書評とか頼りになる評価軸もできたことだし、リソースは有効に使いたい。でも勉強が進まないのは本当は自分がだらしないだけで、それをテキストのせいにしてるという気もしますね。
結局自分が買ったものを信じてやりとおすしかない。

なので、僕的には何かのソフトの使い方を覚えるときにはまず手を動かす実習系の本を買って、その後そのソフトを使うようであればリファレンス本を手元に置いておくというスタンスでいます。