先祖返りについて。

WEBサイト上で更新担当が複数いる場合、古いバージョンの情報が誤って公開されてしまう問題が起こりえます。自分が更新したコンテンツが他の人間に削除されたり、削除したはずのファイルが復活してしまったり。このトラブルはご存知のとおり「先祖返り」と呼ばれ、WEB制作者であればかなり多くの人が経験していると思います。

僕も先祖返りについて手痛い経験があります。
僕の場合はクライアントが勝手に更新作業を行い、こちらに情報が降りてきていなかったことが原因でした。つまり僕のあずかり知らぬところでバージョンが複数存在していたのです。

先祖返りについていくつか対策はあるのですが、基本的にヒューマンエラーですので、アップロードにルールを設けるとか、要は極論すると「気をつける」になってしまうと思います。

1,更新者が複数いることをそもそも知らない為に問題が発生するケースが一番多い
2,なので納品先で更新するなど先祖返りするリスクがある案件ではクライアントと予め確認しておく
3,可能であればアップロード担当窓口を1つにする
4,複数更新者を回避できない場合、最新の本番環境をダウンロードしてそれに対して更新作業を行うルールを徹底する。
5,良い方法ではないが、ファイル、コンテンツ単位で更新を行う場合、他の人間が触った可能性のもあるものまで更新してしまわないようにする。(全部上げをしない)

こういう所でしょうか。
何かいいアイデアがあればコメントください。