macとWinのファイルの上書きの違いについて(超重要)。
macとwindowsではファイルを上書きしたときのされ方が大きく違います。特に複数ディレクトリに複数ファイルが混ざっている状況ではこれが結構大きな問題になります。
例えばwindowsでAとBという2つのフォルダがあるとします。
--A | |
`--まとめ | |
--a.jpg | |
`--b.jpg |
`--B
`--まとめ
--a.jpg |
`--c.jpg
ABそれぞれに「まとめ」という同じ名前の子フォルダがあり、それぞれに
同じ内容もあれば違う内容もあるとします。
Bの「まとめ」フォルダをAにまるごと上書きするとこうなります。
--A | |
`--まとめ | |
--a.jpg | |
--b.jpg |
`--c.jpg
`--B
`--まとめ
--a.jpg |
`--c.jpg
Bのまとめの中身がAにMIXされました。
次にMacの場合。
--A | |
`--まとめ | |
--a.jpg | |
`--c.jpg |
`--B
`--まとめ
--a.jpg |
`--c.jpg
AのまとめとBのまとめが同じになってしまいました!
というかb.jpgが消えてしまいました。困った。
要するに Winows だとファイル単位で「上書き」、
Mac だとフォルダ単位でまるっと「置き換え」になります。
一見するとmacのほうが使いづらいようにも見えますが、WEBの世界ではローカル環境で更新して、関連ファイルをフォルダごとまるごとUPする事が多いと思います。その場合、macのほうが余計な物が残らないのでいいという判断もあります。
逆に古いファイルが残ってたほうが何かあったときにバックアップに使える、なんていう人もいます。
キチンとローカルで管理すれば大丈夫ですけどね。